廃 線 を 訪 ね て
(埼玉県)東武鉄道・熊谷線
私が知っている中で一番身近な廃止路線です
今確認出来る線路跡はほとんどが道になっています
また、終点の妻沼駅跡はバスターミナルになりました
歴史
昭和17年11月 鉄道敷設工事認可
昭和18年12月5日 熊谷〜妻沼開通
(営業キロ 10.1キロ)
昭和58年5月31日 廃止
当時走っていたディーゼルカー(かめ号)
かめ号の運転台
終点妻沼駅
廃止直前なのでむちゃくちゃ混んでいました
当時の熊谷駅の時刻表
約1時間に一本しか走っていませんでした
廃止された日の最終列車(妻沼発)には乗客が多くて乗りきれず「切符を持っている人だけ乗れる」という代行バスが出ました
最終の最終である熊谷21時05分発(かなり遅れたような、、、)に乗った私はそれに乗ることが出来ずどんどん人が居なくなってゆく妻沼駅に一人取り残されました (;。;)ううう
東武鉄道といえば首都圏にある大きな鉄道会社ですが田舎の方に延びている路線がいっぱいあり今でもこのような風景を残しているところもあります
ここからが廃線跡です
未だに残る線路
一番手前に有るアスファルトからちょこっと出ている線路がそうです
その向こうは秩父鉄道、上を通るのは上越新幹線
踏切の跡
かなり複雑の踏切だったようでこちら側には3方向から道が合流していました
踏切跡にあった看板
線路跡は東武鉄道から熊谷市が借りる形で道路になるらしい
踏切跡の反対側
手前には廃線跡らしいコンクリートの柵が残っています
でも何だか駐車場のような状態、、、トホホ
大幡中学校前
おそらくこの付近が大幡駅の跡だと思うんだけどなぁ、、、
心持ちこの辺は道路の幅が広かった
延々と続く砂利道
このあたりから終点妻沼までは一直線です
本当はこんなに広くはないんでしょうけど道路にするために広げたんですね
でも一体ここが舗装されるのは何時の事やら、、、既に5年くらいはこのままだったような、、、